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女性に優しい台湾/学習記:「~是为了~。」

 今日は、書くか書かないか迷ってたことを書きます。以前勤めていた会社の課長が言った言葉です。いや~、書きかけて止めます。やっぱり止めときます。自粛します。

 出張に出たら一か月、年間3-4回行ってました。一回出ると休みはありません。特に休みたい気持ちもないので,hotelと工場の往復です。我々が出張するのは繁忙期です。工場自体は交代でしょうが、休まず動いてます。その生活をすると不思議と曜日の感覚が亡くなってきます。ある程度はあるのですが、日本に電話して誰も出ないので、なんで誰も出ないんだろう?ああ今日は日本は休みだったのか。。という状態に入ります。マヒした位に帰国の日になります。帰国してテレビを見ると当時「女性にやさしい台湾」というコマーシャルをやってました。私は独り言を言いました。「男にきびしい台湾。」

 学習記書きます。前回、「为」の用法は 単独の用途はなくて、(少なくて)全部兼語文の第2動詞という事だと言いました。今回は「为了」について書きます。この「为了」ですが、初めて聞いた時からどうも違和感がありました。なんなのか分からないが違和感がある。辞書で引くと、動詞で「~ためである。」の意味です。前置詞の用法もあるが、そこはまずおいておきます。例文は、这样没日没夜地干,你到底为了什么?こんなに夜となく昼となく働いて、あなたはいったい何のためなのか?とある。これですんなり入る人はそれで良いです。私が感じた違和感は、そもそも「~ためである。」という言葉は動詞なのだろうか?という疑問です。日本語だとこの意味の動詞は無い。英語にも無いのではなかろうか。。動詞に名詞を足したり形容詞を足したりして表現してる。でも中国語では動詞として存在してる。すんなり入る人は良いのですが私の場合気になると深みに入って行ってしまうのが悪いところです。どうも普通の動詞 例えば「告诉」:「伝える。」とかとは違います。違和感を感じようが感じまいが、中国語の動詞=日本語の動詞、あるいは=英語の動詞という考え方は捨てなければならない。ということか。。。
私をさらに違和感の世界に迷い込ませたのが「~是为了~。」です。一般の会話では「为了」より「~是为了~。」のほうが多用されてます。違和感の動詞「为了」にさらに動詞「是」が加わってるのです。。もう許してって感じです。
例文をあげます。「我去中国是为了开公司。」「私が中国に行くのは会社を起こすためです。」解説ではこの「为了」は前置詞であるとある。一方、別の本では前置詞は動詞の前に位置すると、鉄則のように書かれてる。その本では同時に補語としての前置詞というのが、ちゃんと動詞の後ろに前置詞が位置してる。みる本によって解説は違う。要はぐちゃぐちゃなんです。そのグチャグチャを収めるため「本書ではこうとる。」とか付記してありリクツ付けている。最後の最後に出るのは伝家の宝刀「慣用句」いわゆるみんなそう言ってるからそういうのですの説明手段がある。
 素人の私がどうとってるか、解説させて頂きます。
「我去中国是为了开公司。」これ連述文です。このフレーズの述語は是と为了です。どちらかが主眼です。連述文の主眼はひとつです。このルール日本語、英語関係なくコトバがある国なら共通です。主眼はひとつです。この例文の場合「为了」が主眼と思いますがどうでしょうか?これしゃべってる人が一番言いたい事とおもいませんか?じゃあ「是」は?主眼以外はすべて修飾です。主語も目的語もすべて修飾語です。文、フレーズの命は主眼=述語=何を言いたいか?です。主語でも目的語でもない。では再度「是」は何なんでしょうか?主眼でない限り修飾であることは間違いない。ならどう修飾してるのでしょうか?一般の中国語文法書にある強調の是が含まれてる気がする。バカボンパパの それでいいのダ! のダ!です。古すぎるか?

今日ここまで。

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