今日学習記書だけ書きます。请问您点点儿什么?このあたりどうでしょうか?いわゆる兼語文というヤツです。私は、連述文としているフレーズですが一般的に兼語文として通用してますので今日は兼語文としておきます。このフレーズの場合”您”が前節の目的語でもあり、後の節の主語でもあるという事です。今日このフレーズを持ち出した理由は、じゃあ、実際しゃべってる人はどう考えてしゃべってるの?という疑問です。大部分の人はどちらか一方としてイメージしてしゃべってると思う。話し方のマの入れ方で感解ります。请问ここで充分なマを入れて您点点儿什么?と続ける人。请问您とここできって点点儿什么?としゃべる人。両方居ます。そういう事だと思います。兼ねてしゃべるなんて不可能ですので。各々状況に依って、本人が言いたい主旨によって自由な所できってます。文法解説は目的語と主語を兼ねてるとなってるが、話してる人は兼ねてるわけじゃないです。ケースバイケースで目的語なのか主語なのかハッキリ区別してしゃべってます。初学者のひとは、文法書などで兼語文を読んで、そうか目的語と主語を兼ねてるのか。。同時に考えてるんだ。。とか思ってはダメです。人間そんな器用にできてません。
ボリュームが足りないのでもうひとつ書きます。套餐都有什么?この”都”なのですが、副詞:全て です。このセンテンス”全て”の意味でとらえると、どうも成り立たない。辞書で引いてもそれらしい解答が見当たらない。”都”は後ろに疑問詞がつくと、「ひとつ、ひとつ」の意味になるという記事を見つけました。十分納得できます。なんで辞書に書いてないのだろう?
ついでに、もひとつ書きます。套餐要什么饮料?マクドナルドのセットメニューで、仮にAセットを注文した時の店員の質問です。なんでこの文を持ってきたかというと、話題なら何でも主語になれると私は何度も書いてますが、その典型的なフレーズだと感じたからです。您要什么饮料?で良いわけですが、なぜ套餐要什么饮料?と套餐が主語になってるのでしょう?マクドナルドに行くとセットで頼む人もいれば、ビッグマックと単品で頼む人も居る。ビッグマックと単品で頼む人には您要什么饮料?で良いわけです。店員が聞きたかったのは、セットメニューの中での飲み物はコーラですか?オレンジジュースですか?と、何が欲しいかが聞きたかったのです。套餐を話題にしたかったから主語の位置に持ってきたのです。この”套餐”が日本語に訳すと文の成分になるのか私よく解りません。というか、日本語だと母国語なので文の構成成分とか考えたことがないです。ただ言えるのは、日本語の場合はどのような文法的な構成成分になるのか一切解らないですが、中国語の場合、話題:まず話し相手にイメージしてもらいたい話題=全部主語になれる、という事です。実際の会話がそうです。話題を先頭に持ってくるのです。私この文法で結構長い間、しゃべってたし通じてました。話題を最初に持ってくることにより話の内容に入る前に まず、話す人と聞く人の共通のイメージのシーンを作るのです。共通のシーンを作り上げて内容に入るのです。その共通のシーンが主語です。品詞的に名詞だとか動詞だとか副詞だとかあるいは文章の構成成分である主語だの目的語だの補語だの関係ないのです。目的語だから主語にはなれないとか、動詞だから主語にはなれないとか一切ないのです。話し手と聞き手の共通シーンが作られるのなら何でもいいのです。それが中国語です。
以上
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