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中国語文法用語で、兼語文というのが有りますが。。。

今日は、
欢迎您来!huān yǐn nín lái 。いらっしゃい。
について、少し書きます。

 何の事は無いです。「你好。」と同じです。欢迎您来!=「いらっしゃい。」と丸ごと単語のように覚えれば良いだけです。

 だけなんですが、竹を割ったような性格の私は、
A.欢迎您/来!なのか? 
B.欢迎/您来!なのか?と、考えてしまうのです。
つまり

A.您を欢迎の目的語と考えるのか?

B.您来という節を欢迎の目的部と考えるのか?
この問題です。
日本語とか、英語とかでは、どちらかなハズなんです。

私と同じような疑問を持たれた方は居ると思います。
 確かに、どちらかでないとイケないハズなんですが、中国語は、日本語でも英語でもありません。つまり、日本語の常識も英語の常識も中国語では通用しません。


 私、通勤中とか極力、中国語を聞くようにしてます。現代は、スマホでなんでもできるので便利です。
 解ろうが解らまいが構わないんです。ただ、聞き続ける。解る単語が時々出てくる。その単語は自分に定着します。
 そんな中で感じたのが、欢迎您まで話者は您は欢迎の目的語のつもりで喋ってるように思う。話し方も、欢迎您でポーズが入ってる。欢迎您は主部、つまり話題じゃないのかなあ。。。来!が述部。
 欢迎您「あなたを歓迎します。」が話題=主部で、何を歓迎するのだろう?で、その説明としての述部「来!」がくるという説です。

 中国語と接してきて、感じた違和感はたくさん有るんですが、その中のひとつが、主語と述語の関係です。英語とは根本的に全く違います。日本語とは似てる部分もあるが、やはり違う。中国語には中国語だけの主語と述語の関係が在る。それは主語=話題。述語=説明です。
 欢迎您来!に戻ります。
欢迎您「あなたを歓迎します。」が話題=主語
来!が述部=説明。
 単なる主述文です。

何故、こう説明しないのだろうか?


 中国語文法用語で、兼語文というのが有りますが、このフレーズがソレです。

酒逢知己千杯少 jiǔ féng zhījǐ qiān bēi shǎo

((ことわざ)) 酒は知己と飲めば1000杯でも少ない。というのがあるが、
私、コレ単なる主述文と思うんです。

酒逢知己=主部(話題)。千杯少=述部(説明)
酒逢知己は千杯少なんです。

 もう一つ
活到老,学到老。 daò laǒ xué daò laǒ 。 生きて行く限り学び続ける。
コレも単なる主述文。

活到老=主部(話題),学到老=述部(説明)
活到老は、学到老なんです。
※緊縮 複文になってると思う。


今日終わります。

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