正月におモチを食べてなかったので、先日雑煮を作ったのですが、今日冷蔵庫を開けると見慣れない物体が入っている。かまぼこじゃないですか!雑煮用に買ってきたかまぼこです。雑煮初日にかまぼこが無かったことに気付き、雑煮二日目に備えワザワザ買いに行ったのに。。。雑煮二日目に入れ忘れてもう食べおわってますヨ。どうするの!このかまぼこ!仕方ない。もう一回雑煮をつくるか。。。まさに負のスパイラル。
ビールの空き瓶が溜まってたので、ビールを買いに行くとき8本持っていきました。1本5円分の値引き券をくれるので,全部で40円の券をもらいました。買い物を済ませ家に帰ってるとき気が付いたのですが、ポケットに40円の券があるじゃないですか!あ~、まさに負のスパイラル。
又、くだらない話を書いてしまった。読者が減るので、暫く、封印してまじめに学習記を書いていたのだが、思いついてしまったのです。
ままヨー!
くだらない話をついでに書きます。
あれは、青島の某縫製工場に通っていた頃、私の事を 同志 と呼ぶ工場のドライバーが居ました。元人民解放軍の兵士で、当然アタマは五厘刈り、肩幅がタタミ一畳くらいある屈強な体をしている。サスガ元兵士だと思っていたのですが、工場社長の話によると、彼は元海軍だが船酔いする。だから務まらなかった。何をしてたかと言うと、コックだそうです。外見と内容が一致しないんですが。。。そんな彼は私のことを「 同志」と呼ぶ、私も彼を 「 同志」 と呼ぶ。カッコイイじゃないですか!同志ですよ!同じ志ですよ!
ホテルの2Fで朝ごはんを食べる。おかゆとベーコンと卵焼き、キュウリのキュウちゃんと味噌汁。これが日本では朝ごはんを食べる習慣のない私には有難かった。前夜の酒も残ってます。食欲なんて無いです。でもおかゆです。味噌汁です。有難い。2Fから1Fのロビーが見渡せる席でポジショニングする。迎えの約束時間付近で 同志がロビーに入ってくるにが見える。私は、反射的に彼を大きな声で呼びます。 「 同志」 ! かれは気付いてこっちに手を振ります。上がってきます。当然コーヒーの1杯もご馳走しようとすると、ホテルのスタッフに何やら話して、ビュッフェスタイルなので朝飯を皿に山のように盛ってバクバク食ってます。エッ?このhotelは迎えのドライバーも朝食無料なの?(多分、私につけられてる。構いません。遠慮しないのが有難い位です。同志ですから。)そんな事は良いのですが、この 「 同志」 、後から台湾の古い付き合いの某工場の営業担当から聞くところによると別の意味があるそうで、彼女も女性なのでハッキリ言わない。どうも同性愛関連の様です。それで私が気付いたのは、HOTELの2Fからロビーに向かって、おもいきり大きな声で 「 同志!」と言った時です。鈍感な私も、まわりの視線が私に注がれたのを覚えてるんです。なんだろう?この周りの異様な雰囲気は?という記憶が残ってます。どうもそういう事らしいです。
日本にいるある日、工場の社長からの電話で、そのドライバーは工場を辞め、実家に帰ったと伝えられた。実家が商売をしていて、それを継ぐとのはなし。若干さびしい気持ちもしたが、彼も彼の人生を歩まなければならない。それは私も同じ事。
学習記書も、軽く書いときます。
这批货物的发票、装箱单和提单请传真给我们。
zhè pī huò wù de fǎ piào 、zhuāng xiāng dān hé tí dān qǐng chuán zhēn gěi wǒ men 。
貿易関連用語が多いので、例文としては良くなかったかも知れないが。。。
分析します。こうです!
这批货物的发票、装箱单和提单 | 请 | 传真 | 给 | 我们。 | |
① | 主部 | 述部 | → | → | → |
② | 連述部主眼 | → | 連述部飾り | → | |
③ | 連述語主眼 | 目的語 | 連述語飾り | 目的語 |
分析って、キリが無い部分が有って、あんまり細部までやると、どこが枝葉でどこが幹なんだかワケが解らなくなってしまいます。焦点が見えなくなるので、敢えておおまかな分析にしました。この例文では、主部と分析したらそれ以上分析してません。律儀に分析すると言いたい部分が見えにくくなる。
①お決まりの、主部、述部の分析です。必ずやりましょう!ここおさえないと、何をやろうが、全部ムダです。ここが話題で主語です。考えなくてイイですが、英語の発想で考えると、私が主語と分析している部分は「仕手」ではなく「受け手」なので、英語なら本来、この例文の場合、目的語の位置に置かれるハズですが、中国語の場合は主語になります。英語の場合、目的語が主語になると受動態になりますが、このセンテンスの場合、英語では受動態の表現も出来ないと思う。又、余計な事 書いたかなあ。。。とりあえず英語は考えないでください。言いたい事。今から言おうとしている話題だから文頭に持ってきて、主部(主語)になるのです。中国語はそれだけです。話題なら何でも主語になります。
②連述文です。 请传真 が主眼で、 给我们。 が飾りです。目的語系と言おうか、補足系と言おうか、そんな飾り方です。これも考えなくてイイですが、一般の文法書だと、 传真 は兼語です。 请 の目的語と 给我们。 の主語を兼ねてる。と言う説明になる。 又、余計な事 書いたかなあ。。。とりあえず兼語文は考えないでください。私の考えでは、兼語文はたんなる連述文です。
③各述部の分析です。
もう一丁いきます。
感谢你们对我们的支持。gǎn xiè nǐ men duì wǒ men de zhī chí 。
これどうでしょうか?下記A.B.どちらと考えますか?
A.感谢/你们对我们的支持。
B.感谢你们/对我们的支持。
この文。難しかったです。A.が正解です。 感谢你们 はもうひとつの単語的な域に入っているので、私もずっと、B.のイメージが有ったのですが、やはりA.が正解です。
分析します。
感谢 | 你们 | 对 | 我们 | 的 | 支持。 | |
① | 述部 | → | → | → | → | → |
② | 述語 | 目的語部 | → | → | → | → |
③ | 修飾部 | → | → | → | 目的語 | |
④ | 主語 | 述語(動詞) | 目的語 | 構造助詞 |
①主語は省略されてます。何が主語なのか、話者も聞き手も明らかなので。。述部だけのフレーズです。
②構造的には単純です。ただ目的語が長いだけ。
③目的語が長いのは、修飾部が長いから。
④私がこのフレーズを取り上げた理由が、ここに有ります。 感谢你们 はもうひとつの単語的な域に入っていると考えてた私が、どう考えても それでは分析できないので、長らく迷路に入っていたフレーズです。
じゃあ、どうやって見分けるのか?慣れかなあ。。? 感谢你们对我们的~。 は、けっこう見るフレーズです。しいて言うなら、文の構成が掴めなかったとき、「~ 的」の ~の部分は 的 が どこまでかかっているのか考え直した方が良いです。見えたらそのうち慣れるでしょう。
もう一つ余計なことを書くと、このフレーズを 感谢你们 と考えたとして 你们 が兼語として分析したらどうだろう?私考えてはみました。 对 を動詞と考え、連述文の構成(兼語文の構成)でどうか?考えてはみましたが、成り立たないです。 的 がジャマなんです。 对 は動詞 である以前に修飾部なのです。修飾部の中の一動詞であって、文全体から見ると、動詞では無く修飾部(語)なんです。中国語の絶対的法則、主述文の立場から分析しないと始まらないんです。 この「对」は何か?と問われたら、私の答えは、目的部の中の修飾部。動詞であるとか、述語であるとかとは決して言いません。中国語の大きな幹。主述文という第一 の根幹を無視して動詞だの述語だの言っても初学者は本気で迷路に突入しますよ!私がこの 「对」 が何だか説明します。第一段階としては、述部です。その第一の中の何かと言うと第二段階としての目的語部です。(述語+目的語が述部です。)その第二の中の何かと言うと第三段階としての修飾語です。 第一第二第三を飛び越えて、イキナリ「对」 は動詞、述語と説明されると、初学者は迷子になるというか、迷路に突入。理解できるワケが無いのです。当然の筋道として理解不可能になるのです。本題に戻ると、つまりこのフレーズは、述語が重なってない。連述文ではないのです。たんなる述語+目的部の非常にシンプルなフレーズなんです。「シンプルにして難解。」なんと美しい文章なのでしょう!!beautiful!
あ~!疲れた!終わります。
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