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今日もマジメに学習記

学習記です。
我请他吃晚饭。
これどうでしょうか?続けて連動分について書いてましたが、前回、様態補語を挟みましたので、今回戻ります。連動分です。連動分の前の述部と後ろの述部の関係は、多種多様です。大きく分けて前から飾ってるか(=後ろ主眼)のパターン、後ろから飾ってるというか後ろから付け足してる(=前主眼)のパターンの二つです。そのまんま方式で見てみましょう。
・我请他吃晚饭。
 我请他 私は彼に頼む。  吃晚饭 晩ご飯を食べる。
 どう考えても、どっちを言いたいかと問われると、或いはどっちを省略出来ないか?
 と問われると、前が主眼です。私は彼に頼む、晩御飯を食べることを。って感じか
 な。。日本語訳は、「私は彼に夕飯をご馳走する。」となってる。私はこの分析で充
 分、納得してる。

 他でも試してみましょう。
・你让他唱一个日本歌吧。
  あなたは彼にさせる。あるひとつの日本の歌を歌う。前が主眼です。あなたは彼に
  させる。あるひとつの日本の歌を歌うことを。って感じ。日本語訳は「君、彼に日
 本の歌を歌ってもらってよ。」となってる。

 どんどんやってみます。
・我找他跟我下棋。  
 私は彼を捜す。彼と将棋をする。 前主眼です。
 私は彼を捜す。将棋をする為に。って感じかな。。

 もう一つやってみます。
・同学们选他当班长。
 クラスメートは彼を選んだ。クラス委員を担当する。前主眼です。
 クラスメートは彼を選んだ。クラス委員を担当することに。こんな感じです。

 どうも調子が悪いです。前主眼と後ろ主眼の二つのパターンがあると書いたのに後ろ主眼の例文しか出てこない。マズイ!強引に後ろ主眼の例文を持ってこないと私の主張がウソになる。。。 待て!冷静に考えると、「中国語は 先に結論をもってきて付け足すパターンが多いように思う。」と以前にも書いてる。この意味に限ると、私の主張も ある意味では間違ってない。それに前後の述語の関係が多種多様であるということも間違いない。  ではあるが。。。

う~ん。   これらの例文は、いわゆる兼語文から抜粋しました。連動文と同じ考え方で分析して、最後に「これらは実は全部兼語文です。とバラして、どうです!兼語文と連動分を分ける必要はないデショ?」でシメくくる構成で考えていたのですが、ハズレです。兼語文はどうも、先に結論をもってきて 後から付け足すのが決まりの様です。(前の文の目的語が後ろの文の主語になるのが兼語文ですから、考えると付け足し分になるのは当たり前です。)

 言っておきますが、兼語文は連動文です。この考えは一貫しております。連動分には前主眼と後ろ主眼のふたつのパターンがあると言ってましたが、兼語文に関してだけは、前主眼しかない様です。ワンパターンです。兼語文=付け足し文 と考えても間違いと思います。

連動文に関しては書きたいことが、まだまだありますが、小さな発見をしたので、先に公開します。

以上



 

 



 


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