あれは、台湾経由で無錫の奥の常州というところへ行った話を書きます。日本からの持ち込みと台湾で頼まれた荷物をまとめると、予想外の荷物になってしまいました。コロコロのついたカバンが5個位になりました。プラス自分の荷物。空港で預ける荷物は、計られるので記憶に残ってます。350KGです。大人5人分を今から私は運ぶのだなあと思いました。運ぶしかないのだから、運びました。苦労したのは階段です。階段の途中にオドリバがあったので、ひとつひとつそこまで運びます。そこからオドリバに残してる荷物に注意しながら、上の階まで同じ要領で運びます。AIRで運べばこんな苦労全くないのですが、当時私はその知恵がありませんでした。何事も経験が必要で、初めてのパターンは、考えに考えて結局間違った方向に行ってしまう。間違いは間違いを生むもので、上海でも駅を間違えました。南駅というのともう一つなんとか駅というのがあって、別の駅へ行ってしまったのです。まあこの件は解決できるのですが、駅に着いてからが問題です。しかし、中国では赤帽さんがいて、大きな荷物を抱えているとすぐ来てくれます。助かりました。あとは列車に乗るだけ、軟座です。グリーン席です。その車両に乗ってるのは、外国籍ばかりです。西洋系が多かった。私は、ドタバタの中でも ちゃんとビールを買ってその袋のなかには氷も入れてあります。執念とでもいうか、仕事では出さない機動力を自然と発揮してました。シャンハイ 蘇州と 汽車に乗り~ 常州に着きました。着くなり私の荷物に元気で若いのが群がりました。私の荷物を肩に担ぎ上げると どんどんどこかへ運んでいきます。彼らは何故コロコロの機能を使わないのだろうか?まさか知らない訳はないでしょう?疑問に思いながらも我に返り、いくらの値段でどこまで持っていくの?一切会話なしです。ここで荷物を失っては洒落にならない。その群れの全員に注意しながら付いていく。どうって事ありません。彼らは迎えの車が来る場所は知ってるのでそこへ運んだのです。仕切ってる感じの子に適当な金額をみんなで分けてね(日本語で。)と言って渡しました。工場には着くには着いたのですが、そこから大変。子供ウェアーを数型生産してたのですが、そのうちの1型 パーカーですが、頭が入りません。頭周りというのは大きなサイズになると大人とそれほど変わりません。こんな商品を市場に出したら、死んじゃいます。(私が。)仕方ありません。オーバーで強引に首周りを削っていきます。最初は、削るラインを書いてキレイにミシンをかけようとやってましたが、こんな事やってたら船積みに到底間に合いません。目分量です。ガンガン縫っていきます。途中から合流してきた、新人の後輩と仕上がりの確認です。結構大変。ドタバタやってるところに、電話がかかってくる。上海の工場でうちの会社が支給した生地に問題があり、裁断を止めてるとの事。マズイ!納期がずれる。工場側には、納期がずれた正当な理由が出来た事になる。このパターンは最後AIRになったら必ずもめます。新人一人残し私は上海へ。工場へ着くとそのまま裁断場へ。生地に縦ジマが入ってるとの連絡でした。裁断台に延反された生地を見ながら、ウ~ン。全集中で見る。この縦ジマどうも、上に吊ってある蛍光灯を動かすと、動く感じ。。単なる蛍光灯の影です!「許してよ~。私 別に、深刻な問題抱えてるんですよ。」と言いたかったが、ここは生産担当の余裕を見せなければならない。「問題なければ、それでOKです。」と。さすがに工場側も悪いと思ったのでしょう、食事というか飲みの誘いです。私はこの攻撃に弱い。常州に残した新人も気になりましたが、とりあえず一つ問題なかったという事で、上海で飲みました。次の朝 直接、駅へ行ってよかったのですが、HOTELが工場に近かったので、とりあえず一旦工場へ、この時たまたま工場へ来ていた一人の女性を紹介されました。第一印象、現地の人と思いましたが、日本人との事。髪はパサパサでとても日本人とは思えませんでした。キレイにしてたら綺麗なのに、一体どうしてここに?という感じ。
なんだかんだで、常州の商品も無事出荷されたのですが、納品後、首周りとは全く別の予想もしなかった大問題が発生しました。私は問題発生時、既に次の出張で中国でした。何もできませんでした。どんな問題か、どう対処したか省略します。長くなるので。
私が、この回の出張について書こうと思ったのは、上海で会った女性のインパクトが強くて、この回の出張の最初から思い出しながら書きました。後から聞いたのですが、彼女は現地採用らしいです。給料も人民元です。自分の志で上海で現地採用。彼女も夢があって、上海で働いているのだと思います。憧れとかトキメキとか。でもなあ~。私は勧めないなあ。。
少しだけ、全く関係ない話を書きます。加湿器を買いました。ノドもカラカラにならないし、実に快適。どうして早く買わなかったのだろうか?実は以前買ってましたが、当時買った加湿器は、自動的に湿度を調整する機能がなくて、気がついたら、床が水ビタしになってました。これじゃ、カビだらけになってしまうとすぐ捨てて、それ以来加湿器を信用してなかった。ネット社会といい、加湿器といい 時代は恐ろしく進化している。もう5年もしたらもっとSFの世界になっていくのだろうなあ。。
学習記です。
・我存钱买房子。
よく解説されてる連動文です。
ある文法書には「動詞述語文のなかには、述語に二つ以上の動詞が、ある関係をもって主語を共有する文。」とある。対等・並列・原因・結果・目的・手段・方法・仮定の関係で繋がっているとある。
私が考えるには、述部が(この場合動詞)が重なってたら、連動文です。ふたつの述部の関係ですが、多種多様である。この位の意識で良いと思いますが。。
ふたつの述部の関係って、自然に解ります。そのまんまです。(例外もある。)
「私はお金を貯める」なんで?貯めてどうするの?自然に疑問が湧きます。続けて「买房子」と目的がきます。目的とか考えなくてそのまんま お金を貯めて家を買う。と訳すこともできると思います。私はそのほうがいいと考えます。とっかかりは、目的とか考えるのも良いとおもいますが、私は、最終的には考えるべきではないと思います。日本語に訳して考えるのも反対です。そのまんま 我存钱买房子。なのです。
・他失恋自杀。
これどうでしょうか?読んで字の如し。そのまんま方式で考えてみましょう。
他失恋 / 自杀。 彼は失恋して自殺した。 目的とか理由とか考えません。そのまんまです。彼は失恋して自殺した。
・他买菜去。
そのまま考えると 野菜を買って行った。となるが、 野菜を買いに行った。 という意味もあるらしい。二つの述部の関係は、前後の文脈の関係もあるだろうし、まさに多種多様である。連動文に関しては、もっともっと書きたいことがあるがキリがないので今日はここで止めときます。力が残ってる時にまた書きます。
全く別の話をもうひとつ書きます。
有没有去过中国?このコトバどうでしょうか?違和感ある方いらっしゃいますか?
普通の中国語だと思って 有没有去过?と普通に使ってたのですが、学習しだしてなんかこのフレーズおかしいと感じました。普通に考えると你去过中国吗?となるわけで。。じゃあ、この有没有は何なのだろう?辞書にはありません。調べてみました。
どうもこの言い方は台湾の言い方のようです。私の場合、最初に通ったのが台湾だったので、台湾の言い方を覚えてしまったようです。答えは、没有去过。没去过。有去过。などになります。私が覚えてしまった中国語は、他にもこの類がありそうです。
中国語学習には、このようなパターンもあるということで、参考までに付け足しで書きました。
以上 あ~疲れた!
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