若い世代向け渋谷予約無しワクチン接種会場のニュースを見ていたのですが、来たけど接種できなかった人のコメントの中に「子供に移したくないから、ワクチン接種に来た。」というのがありました。
そうだよなあ。と納得して、特になんの抵抗も無く聞いていたのですが、ふと考えると、ワクチンってウィルスに感染しても抗体の働きで当人が発症しないだけで、感染を防ぐものではないのでは?接種した後も接種前と同様にウィルス自体は家庭内に持ち帰れるのでは??まあ、感染すれば爆発的に人に移してしまうわけだから、その意味で自分がかからない事は人へ移すリスクを減らすが。。。難しい事は解らないですが、ワクチン接種=人に移さなくなる くらいの感覚の人は結構多いような気がする。。。実際は、移すのだと思うが。。。
今日、補語に焦点をあてて、ふたつの例文を分析してみます。
您现在说得也不错呀。
nín xiàn zài shuō de yě bù cuò yā 。
您 | 现在 | 说得 | 也不错呀。 | |
① | 主語 | 述部 | → | → |
② | 修飾語 | 述部 | → | |
③ | 連述語飾り | 連述部主眼 |
①②は、そのまんまで良いのですが、③ の说得也不错呀 。について考えてみます。
一般に、程度補語とか、様態補語とか、状態補語とか各々の主張で名前を付けて解説してあります。全ての記事に共通してるのは、補語として扱ってるところです。私は、補語と言うコトバを認めてないので、連述語飾りと連述部主眼に分けました。述語になる迄、細かく分析してないですが、 不错 が連述語主眼です。何回も飽きる程言ってますが、これ絶対 補語 なんかじゃなくて主眼です。補語の役割をしてるのは ”说得” で修飾です。この場合、主語的な修飾のかたちになってる。私の考えは、主語も目的語も述語の立場からみると修飾語です。この文は、 程度補語とか、様態補語とか、状態補語とか各々 書く方の主張によって、バラバラの呼び名を付けられているが、補語と言うコトバだけは、統一されてる。でもゼンゼン補語なんかじゃないと思いませんか? 说得はもう主語であると言っても、十分成り立ちます。也不错呀 。 が述語です。述語は地球上の言語全て核です(たぶん)。その核がなんで補語なんですか??NHKも補語だと説明してる。NHKがいうという事は、正論だという事です。一体だれが?なんの為に?これほど明確に間違いなのに ナゼ補語って言い張るのでしょう?私が思うに、補語というコトバが誕生してない、単なる連述文(連動文)として使われている時代は問題なかった。中国語文法に「補語」というコトバが出来た時点で、矛盾が発生したのではなかろうか?確かに補語のはたらきをしてる正当な補語も多いですから。その場合、補語というコトバは問題ないのですが、実際にはこの例文の様に、補語のはたらきはしてなくて、むしろ文章の主眼のはたらきをしてるものも有る。矛盾です。私の主張は、補語と言うコトバが出来る以前に戻って、たんなる連述文(連動文)として考えましょう!ということです。
この辺りで迷子になってる初学者は、結構 多いのではなかろうか?
まともな日本語訳書いときます。→あなたは、今だって上手ですよ。
ついでに、このフレーズを言われた時、どう返すか、一つ例文を挙げておきます。
哪里哪里,还差得远。
nǎ lǐ nǎ lǐ ,hái chā de yuǎn 。
还 | 差 | 得 | 远。 | |
① | 述部 | |||
② | 副詞 | 述部 | ||
③ | 連述語主眼 | 助詞 | 連述語修飾 |
分析します。
①述部のみです。
②修飾部の副詞と述部に分けられます。
③ここですが、一般に様態補語とか程度補語とかなんとか補語とか説明されてます
。補語と言うコトバはもう止めましょう。ここは、補語と言うコトバが発明される以前に戻って、連述文で考えましょう。連述文とは、前か後のどちらかが主眼(話し手が一番言いたい事が主眼)でもうひとつの述語は飾りです。このフレーズの場合、” 远”は実際、補語のはたらきをしてるので、補語と呼んで差し支えない訳ですが、最初にあげたフレーズの様にどう考えても補語の働きをしてないパターンも有ります。また、話し手の気持ちによっては、 ” 远” を一番言いたいパターンもあり得るのではないか?と私は思うのです。ついでに、” 得”ですが、「助詞で後ろに様態の説明が入る時の合図 」とあった記憶がある。私の感覚としては、後ろに様態がくるなら ” 得” が入るのだなあ。。程度の認識です。ただ、前が主眼なのか後が主眼なのかは別の問題です。
学習記書きます。
我来北京已经8年了。
wǒ lái běi jīng yǐ jīng bā nián le 。
どうでしょうか、抵抗なく見えるでしょうか?
私の考えを書きます。
我 | 来北京 | 已经8年了。 | |
① | 主部 | → | 述部 |
です。 述部 已经8年了。 ですが、名詞述語文です。時間、年齢、値段、重さ、高さ、天気、数量などが、名詞述語文になれます。
*~語 までの分析は、 このレベルなら省略します。その方が解りやすい。
日本語訳します。→ 我来北京は、已经8年了。
まともな日本語訳は→私は北京に来て8年になります。
この、まともな日本語訳からすると
我 | 来北京 | 已经8年了。 | |
① | 主語 | 述部 | → |
② | 連述部飾り | 連述部主眼 |
このような分析方法も出来ると思います。
日本語訳します。→ 我は、来北京して、已经8年了。
私は、最初の分析をとります。中国語は全て主述文で、中国語の幹は主部と述部を振り分ける事です。振り分けて初めてそこから始まるわけですが、このフレーズはその振り分けが二通り考えれれる。日本語訳は載ってるが、その構造まで分析している本やブログに出会ったことが無い。もう一度、フレーズを声に出して言ってみてください。私の最初の分析が正解のような気がしませんか?分析はシンプルが良いのです。
以上
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