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ある工場

ある日ある台湾系の工場が危ないとの情報が入りました。場所は深圳 东莞です。
即出張です。行って聞いてみるとどうもその工場のエリアは、IT関連の工場エリアにするとの中国の方針でそのエリアになる工場は 半強制的に退去さされてる模様。
朝礼などない工場でしたが、朝礼が始まりました。工員全員が集まりその最後尾に私は立ってました。社長の話が始まるわけですが私は聞き取れません。私なりに聞き取った概要は「もろもろ問題はあるが、給料は必ず払うので安心して仕事をしてください。」という内容だと思います。その後私は呼び出せれ社長と一対一です。私の会話力を理解し一番簡単な表現で説明してくれました「このエリアはIT関連企業エリアに政府から指定された。昨日も裏工作でキャッシュを東完の上層部にに渡した。その時白紙の書類にサインさせられた。(金額の入ってない書類だそうです。)このままでは、私は台湾に帰れないかも知れない。帰るときはパンツ一枚かも知れない。いやパンツも穿かしてもらえないかも知れない。でも私はここに残る。」その後ちょっと工場の周りを散歩しようと言われ、一緒に歩きました。社長は小さな電話ボックスのような建物を指差し、あれは以前なかった。あの建物にいる人は私を見張っていると説明してくれました。
数日たった時、台湾人の知り合いから「危ないから帰国したほうがいい。明日工場の検査がある。検査に入る人は普通の人では無い。」と連絡がありました。私は「うちの商品が出荷されるまで帰らない。」と言い電話を切りました。結構かっこいい。この話の前後だったと思いますが、朝工場の台湾スタッフのリビングルームにいくと大量の紙幣が山積みされてました。百元札がレンガのように山積みされてます。ナニコレ?と聞くと今から政府の偉い人に渡すらしいです。この山がハンパない。日本円一千万こえて二千万の感じ。渡した人は転勤ですぐ居なくなったとのこと。

学習記 かるく書きます。
下雨了。について 書きます。
外にいる時、急に雨が降ってきました。みんな手で頭を隠しながら、ある人が下雨了!と言いました。私は、そうか雨が降ったときはこういうのかと覚え、雨が降ったら自然と糟糕 下雨了!(日本にいる時は、心の中で言います。)
  これで何も問題ないのですが、中国語を学習し始めて、何か変だと感じ始めました。雨が降ったのに何故雨が動詞の後ろなの?という疑問です。調べるといろんな説明があります。
1)主語省略説
  (天)下雨了。゚天が雨を降らした。というわけです。天の省略。
   雨を目的語とみなしている部分で私は賛成です。
2)現象文 これは説というよりNHK等で説明されてる日本で一番メジャーな文法
  です。
  自然発生的な出来事を表す文を「現象文」といい、現象文では動詞を先に言って
  その後ろに出現したもの(この場合雨)を置きます。 
  だそうです。存在文というのもあって、二つ合わせて存現文として説明されてま 
  す。

書きませんが、その他の説もあります。では私は、どの説が正解と思っているか?
私としては、雨を目的語をしてみなしている1)が好きかな。でも2)も 「出現したものを後ろに置く」と説明しているだけで、別に 主語が後ろになると説明している訳ではない。この先生はやはり雨を目的語と捉えているのではなかろうか?

う~ん。中国語は本当に「発音は難しいが、文法は簡単。」なのでしょうか?
私の感想は、発音も難しいが、文法ももっと難しい。

しかし、語学の本道であり、しかも簡単なのは、 雨が降ってきたとき⇒下雨了!とこのセンテンスを単語のように覚えて行くのが一番正しいのかも知れない。この単語のように覚えたセリフがある程度の量になると 自分の中で自然に独自の文法を作っていくのではなかろうか?つまり、となりの人の文法と私の文法は違う。しかし喋ってる。
今日、仕事帰りの電車で「~~少々お待ちください。」というアナウンスが流れました。そのあと意味が解ってるかどうかもあやしい、子供が「少々お待ちくださ~い。」とリピートしているのです。子供ってこうやって覚えていくんだ。。。ただ、聞こえた言葉を面白がってリピートする。そこには文法なんて無い。

以上 疲れたので寝ます。


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