今日は、以前書いた記事と重複する部分も有りますが、書きたいのでもう一度書きます。気になってるフレーズいくつか分析してみたいと思います。
1.请等一下。 qǐng děng yī xià 。 ちょっと待ってください。
なんだ簡単ジャン!と思われる方がほとんどだと思います。
では、お聞きします。この「请」ってなんでしょうか? ほとんどの本では、日本語の「どうぞ。」であると説明されてる。 しかし「どうぞ。」 は副詞ですが、 「请」 は動詞です。動詞以外の品詞は有りません。100%動詞です。矛盾です。 「请」 には副詞の用法が無いのですから、「请」 の訳は 「どうぞ。」にはならないハズです。なってはイケナイのです。辞書を引くと、品詞は動詞で 訳は 「どうぞ。」 になってる。コケそうになりました。私などが辞書に文句をつけるわけにはいきませんが、オカシイと思いませんか?
ひどい説明では、「请」はPLEASEである。となってる記事もある。なんで、いきなり全く関係のない遠いとお~い国のpleaseが出てくるのか?意味不明!ちなみにpleaseも副詞です。
私、こう思うんです。分析します。
请 | 等一下。 | |
① | 述部 | → |
② | 連述語主眼 | 連述部飾り |
連述文です。
①主語は省略されてます。話題は聞き手も解ってるので、略されてます。
② 「请」は 、連述文の主眼です。「お願いします。」とアタマに持ってきてるのです。
何を?となりますが、連述文飾りの「 等一下。」がきてる。目的語系の飾りです。
この流れを意訳すれば「どうぞ。」になるのだとは思いますが、イキナリ品詞の違う 「どうぞ。」 をもってこられても、納得いかないのです。血液型はB型です。
2.他是为什么来的? Tā shì wèishénme lái de?
先日の 【「是~的。」構文 その2】で取り上げたフレーズです。
先日私は、この「 是」は、連述文飾りで「~ナノダ!」という、強調の飾りだと分析しました。上記1.の分析をしながら思ったのは、このフレーズは、1.と同じ構造なのではなかろうか?ということです。 この「 是」は、 連述文主眼なのではなかろうか?という事です。つまり、こうです。
他 | 是 | 为什么 | 来 | 的? | |
① | 主語 | 述部 | → | → | → |
② | 連述語主眼 | 連述部飾り | → | 語気助詞 | |
③ | 修飾語 | 連述語飾り |
①主語と述語の区分けです。
②連述文、主眼と飾りの区分けですが、先日のブログと逆転してます。申し訳ないですが、私も迷いながら手探りでブログを書いております。
「 是」は、連述文主眼で「私は、ナノダ!」とアタマに持ってきて、上記1.の 「请」と同じ構造で、主眼 なのではなかろうか?それによって結果的に強調の役目をしているのではなかろうか?
私は、この無くても特に困らない、ナゼ必要なのか解らない「 是」 を、一切中国語学習をしてない頃から使ってしゃべってました。当時、外国語は英語しか知らない私は 「 是」と 「 来」という二つの動詞が重なることに非常に不自然を感じ、「私が今しゃべってる中国語は果たして正しいのだろうか?」と疑問を感じながらしゃべってました。周りから特に注意もされないし、実際まわりもそのようにしゃべってましたので不思議に思いながらも使ってました。
学習を始めた現在、整理しているところです。ただ言えるのは、やはり強く言いたいときに 「 是」 を入れてしゃべってました。
もう一つ位、書く予定だったのですが、どうも体調がおかしくて、コンコンと咳がでます。風邪かな?という感覚です。ひょっとしてオミクロンか!
明日も朝早いので寝ることにします。
今日、ここ迄。
最近有很多孩子的名字也英文化了。これを分析しようと思ってたのですが止めます。本当 咳が止まらないのです。御心配なく!感染力が強いとはいえ、多分ブログでコロナは移らないと思います。
以上
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