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話題を言わないひと/学習記:您几位?

 写真貼ります。貼りはしますが ただ撮った写真だけじゃ効果が無い模様です。何か感じて撮った写真でないと。一発目に貼った写真で反応が有ったので継続して貼るようにしてるが、効果が亡くなってきてるというか、逆にマイナス効果を生んでいるような気がする。写真をとりに行ってる時間もないしなあ。。なにか考えないといけない。写真1枚位貼っとかないと、なんか文字の羅列だけの殺風景なブログになりそう。

 私の職場に話題を言わないひとが居ます。適当な例が思い浮かばないのですが、こんな感じです。
いきなり「アッ!ドアは開けといて!」こんな感じです。まずどこのドア?という疑問と何の話?という疑問。万事この調子なので、逆に「私が空気を読めてないのではないか?」とも疑いましたが、周りの人の反応を伺ってみると「ああ、○○さんの主語の無い話の件?」と、普通に返された。客先との会話でもそうらしい。相手は話が掴めないからキョトンとして助けを求めるように、その人の方を伺うように見てくるのだが、本人は逆にドンドン話に夢中になり最後は自分だけ受けて笑ってるのだそうだ。多分、思い込みが激しいのだと思う。その話の話題は彼の頭の中にだけしか存在しないのだが、思い込みが強すぎて、自分が思っていること=他の人も知ってる。という状態になるのだと思う。ただ、それは他者には一切解らない。
 仕事上関係なければ全部スルーで良いのですが、私の場合新人としてその人と組んで仕事をしなければならないからキツイ。思い込みが激しい方なので、当然自分が思ったことは絶対曲げないし、すぐにキレるのでかなりタチが悪い。一体何時まであの人と組んで仕事をしなければならないのか?まっ、私なので 適当に流しながらかわして行けますが。。
 なんか愚痴の話になってしまいましたがナゼこんな話を出したかというと、この人の例をみて、話題つまり主語の大切さを新ためて感じたからです。話題=主語がハッキリしてないと会話は成り立たないということです。 「アッ!ドアは開けといて!」 だけじゃ通じないのです。「ドアは」は主語だと言えば主語ですが、話題になってない。中国語の場合、話題を一番先頭にもってきて、まず、話し手と聞き手が同じ場面にいるかのような状況を作ります。同じ舞台に上がるわけです。そこからどうしたが始まります。 「ドアは」 だけじゃ話し手は舞台に上がってますが、聞き手は上がれてない。状況によって、例えば目の前にあるドアを指指しながら 「 ドアは開けといて!」なら、十分話題(主語)だと思います。聞き手も舞台に上がれます。私が何度も書いてる中国語の「主語=話題」とは、話し手と聞き手が同じ舞台に上がれる話題のことを指してます。品詞的にいうと、動詞でもいいし数詞でも良いのです。単語であっても良いし、センテンスであっても良い。文の構成要素的にいうと、目的語であっても良いし、述語であっても良い。話し手と聞き手が同じ舞台に立てる話題ならなんでも良いのです。
 ついでに述語の話をします。中国語の場合 主眼を先にいって飾りを後で付け足す言い回しが多いです。イキナリ結論を言って枝葉の部分を後で付け足す形です。言いたい事をハッキリ主張するのです。人より先に強く自分を主張するのです。日本語の場合、飾りから入ります。「あの時は~だったので・・・」飾りが長すぎて、最後相手は「でッ?何が言いたいの?」となります。主眼つまり結論さえ言わないパターンもあります。「後は察してください。」という事です。古い商習慣などはそれで上手く行ってたから不思議だ。私も四国の縫製工場に納期交渉に行ったことがあるが、強く切り出したが、「それ以上言うんなら もう、生地も資材も持って帰ってくれ!」と言われた。納期の話など一切やめて「もうじき、阿波踊りですねえ?」と振ると相手は表情が緩み上機嫌で話をしてくる。私はふんふんと合いの手を入れるだけ。最後におみやげを渡して納期の確定一切無しで、大阪へ帰りました。帰りの足は重かった。いわゆる文化の違いというヤツですね。文化の違いがそれぞれのコトバに反映されてる。文法に反映されてる。

 学習記書きます。 您几位?これを書きます。 最初、台湾に行き始めて間もない頃、中国語はまだ10個くらいの単語しか知らなかった。夜は、発注先の工場の人たちとレストランに行くことが多かった。欢迎光临。これは「いらっしゃいませ。」だと教えてもらったので意味は解る。とりあえず会釈をして笑ってれば良い。次に店の人からきたのが  您几位? だった。なにやら問いかけてる様子だが、まず思ったのは、「ナゼ私に聞くの?日本人の私に?」多分、工場の人間に先頭で入るよう導かれたのであろう。困る私の姿を見るというジョークだったのだろう。流れで大体の推測はつくが  位 weiって何?のレベルです。現在の私が分析してみましょう。
欢迎光临。連述文です。
欢迎 :前の述語で動詞。主眼です。
光临:後ろの述語で動詞。付け足し的な修飾です。目的語ともいう。
日本語訳します。→ 欢迎 します。 光临 を。
次に攻撃された、 您几位? 名詞述語文です。
您 :主語です。
几位 :述語で、数量詞です。
日本語訳します。→ 您 は 几位 ですか?

以上 えっ?短い?学習記の前で絵を貼る作業で疲れちゃって。

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