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近くの中華屋/学習記:緊縮複文その2

 勤務先の近くで、昼ご飯を食べようと、少し不便な路地裏に行ってみました。距離は近いのですが大通りの向かい側で信号機を渡るためにはかなりの大回りになるのです。休憩時間を過ぎてしまってはいけないので、今の仕事に就いてから行ったことがないエリアです。絵に書いたような中華料理屋発見!他にも今風な店があるのですが、行ってみたくなり入りました。老人のオヤジが二人でやってます。驚いたのが、チャーシュー麺600円です。間違いじゃない?ラーメンは470円。頑固一徹風なオヤジの方が仕切ってます。もう一人のオヤジはスイマセン、スイマセンと仕切られてる感じ。おもわず600円を頼みました。関東に来て感じるのは、全体的に味付けが濃いです。でもこの店はもう一段濃い。チャーシューもたっぷりのってるが、少し硬い。初めて食べた感想は、特に美味からず、不味からず。なのだが、信じられない値段です。東京の中心地というか日本の中心地です。しかも昭和へタイムスリップしたかのような感覚。昭和だからコロナ渦の中、当然マスクなんかしてません。マスクなしで「エイラッシャイ!」と料理しながら叫んでいる。それでもお客さんはどんどん入ってくる。老人二人、食券の販売機もないので、お客さんが帰るたびにレジ打ちです。よくまあ廻ってるなあ、この店。という感じ。一切のムダを排除せず、ムダをこなしながら成り立ってる。こんな飲食店もまだ残ってたのかあ。。

 学習記書きます。緊縮複文について書くとどんどん読者が減っていく。そんなに面白くない題材なのだろうか?このままでは私のブログは消えて無くなってしまう。他の題材にきりかえようか?とも思ったが、このブログは学習記で、読者の興味も関係はないではないが、自分自身の学習の意味もある。とことん納得いくまで書くことにする。なので今日も緊縮複文。
一……就…… 我一看英语书就想睡。
刚……就……  我刚到家电话就响了。
前回のブログで、この二つの文について書きました。
 ある記事には、”一…就~”とは「…するとすぐ~」を表す定型表現である。と説明されてる。定型表現って何なんでしょう?説明に困ったらすぐ、慣用句だとか定型表現だとかこれは決まり文句だからとか曖昧な表現で説明から逃げてるようにしか私には思えない。
 辞書を引くと 副詞: 一般に‘一…就(便・总)…’などの形で用いる。という説明がある。一般に~の形で用いる?う~ん。。定型表現なのか、一般に用いられる形なのか知らないが、そう納得してそのまんま覚えれば済むわけだが、私はどうも納得いかない。納得いかないから、調べて調べてたどり着いたのが、緊縮複文なのです。
 ある記事には、緊縮複文の定義を下記のように説明してある。
①分句と分句の間に停頓(ポーズ)が無い;②いくつかの語句が省略されている。見たところ単文のようであるが、単文とは異なる。これらの文の述語は一つではなく、述語と述語の間には譲歩、条件のような関係が存在し、もし適当な関連語句や停頓(ポーズ)を加えれば、一般的な複文になる。
 私は、何が不満で納得できなかったのか上手く説明できない。なんというか、この形は決まり文句だから丸暗記しなさい。と言われると不満なのです。中国語を積み重ねてきて、大まかな体系が頭の中にあるわけだが、この決まり文句をその体系の中のどこに置いていいかが解らなかった。。とでも言おうか。。とりあえず、複文を簡略化してあたかも短文のように見える文という事で、納得の上、頭の中に整理されました。
 更に私自体がオリジナルで考えを発展させたのが、緊縮文の前の述語って主語じゃないの?前の述語を主語にして主語の位置に置くことによって、緊縮させてるんじゃないの?という説なのです。それで前回書きました、下記のような分析になるのです。
一……就…… 我一看英语书就想睡。
⇒我一看英语书:(何が=話題)主部 + 就想睡。:(どう)述部
 日本語訳します。我一看英语书は、就想睡です。
と分析して書きました。
 学習している中で、ひとつ発見がありました。書き忘れるといけないので先に書いておきます。
『接続詞は語と語や、複文を構成する句と句、あるいは文と文を結ぶものである。しかし、中国語では接続詞だけでなく、副詞が句と句の連接、誘導の働きもする。』これ、以前から違和感を感じていた部分です。なんで接続詞が来るべきところに副詞が使われてるの?という疑問です。違和感を感じた文章に当たると、目を通してみる本に書いてあったのですが、全部が正しいとは思わないが、ヒントがあります。副詞が接続詞のような働きをするというのは、私にとって大きな発見です。
 ここ二日ほど、時間があると 我一看英语书就想睡。 このセンテンスを頭の中で繰り返しながら考えていたのですが、一は接続詞ではなく副詞なのだから、我一看英语书:(何が=話題)主部と考えるのは間違いです。自分が書いたことを2日後に間違いですと書くのは異常ですが、学習記なのでお許しください。ここは一旦全体の主語である我は置いといて、全体の述部である一看英语书就想睡の部分だけで考えた。副詞は述語を修飾する単語ですから主語を混ぜて考えてはいけない。つまり
我一看英语书就想睡。
⇒一看英语书:(何が=話題)主部 + 就想睡。:(どう)述部 
 日本語訳します。一看英语书は、就想睡です。となる。この主部+述部が主述述語文の述語部分となり 我 が文全体の主語です。全体で日本語訳します。我は一看英语书は、就想睡です。

あ~疲れた!知恵熱が出そう。今日終わります。緊縮複文まだ書き足りません。

p.s 補語について書いた記事があります。もし、あれなら読んでみてください。


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