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発音が難しいから、日本人には難しい?違います。

 以前、付け足しの様に少し書いた事あるんですが、
活到老,学到老。 daò laǒ xué daò laǒ 。 生きて行く限り学び続ける。
について、私の感じてる部分を書きます。
 活到老,学到老。これ、まるで単語かの様に会話の中に挟まれます。
「ことわざ」という事で、辞書に載ってました。
「生きて行く限り学び続ける,学問は死ぬまで続けるものでこれで終わりということはない.」
と解説してあります。
 この意味だけを解説するだけじゃ、中国語を学習しようとする人には、弊害です。
特に大人は。。。(訳した方は、意味を充分訳したので仕事は終わりですが。。。)
文の構成については一切分析してない。
 なんというか、nativeのような学び方が出来ない人(年寄り)に nativeな教え方(子供)をして終わり。それで完結。
 
 中国語は難しい? 何が難しい? 発音が難しいんです。 こんなストーリーかなあ。。。

 違います。中国語は、全部、主述文です。ここ迄は解ります。
解って無いのは、主語とは何なのか?述語とは何なのか?
 ココが解って無いのですから、イキナリ主述文でこられてもワケが解らないのです。解るワケが無いのです。
 ワケの解らない説明なので、学習者が解らないのは当然でしょう。
 解らないから、先生に聞きすぎてもいけません。先生はキレて、「言葉にナゼは無い!」となります。(説明できないので。)     
 
 では、本題。
活到老,学到老。
主述文になってると思うんです。
まあ、中国語は全て主述文なので、当たり前なんですが。。。

活到老=主部(話題),学到老=述部(説明)
敢えて日本語訳すると、「活到老は、学到老です。」と言ってる。
まさに話題+説明の構成になってるんです。
 中国語は、全て主述文というと、英語の主語と述語をイメージすると思いますが、
全く、完全に100%違います。
 英語の主語は、動作主ですが、
中国語の主語は、(話題)です。話題ですから、単語であろうが、句であろうが、節であろうが、なんであろうが、なんでも主語になります。
自分が言いたい話題が、全て主語になり得ます。動作の受け手も、場所も、時間も、言いたい事
つまり(話題)なら、なんでも主語になります。
 さらに述語ですが、英語的に考えると、述語=動作なんですが、(be動詞除く)、赤いとか、青いとか形容詞も述語になります。*この辺りは日本語寄りですが、英語では有り得ません。
 なんというか、話題の説明が述語なんです。話題は大声で出した、単語なのか、句なのか、節なのか、なんでも良いんです。それがどうした?が周りの反応です。その説明が述語なんです。


 中国語は、発音が難しいから、日本人には難しいとか聞いたことが有りますが、違います。
発音なんてどうにでもなります。日本語発音で半分は通じます。話し相手が、直してくれます。

 日本人にとって、中国語の一番難しいところは、主述文の主語とは何なのか?述語とは何なのか?

ここが理解できないから難しいんです。英語的に考えてしまうのが、難しい原因です。
 「外国語イコール英語」の世界で、中学生の頃から生きてきたんですから。。。
中国語の主述文が理解できないのは当然なんです。


今日、終わります。


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