私の勤務先付近の佐川急便便さんは女性です。ネット社会への変化に感動したり感謝したりしている私ですが、そればかりではない。時代はもう女性が佐川急便で働く時代になってる。オフィス街なので重い荷物が無いから可能なのだとは思うが、時代が変わればこうも変わるものなのか。。。
出張先の朝というのは、いつもキツイです。酒が残ってるのが原因ですが、残り方が普通じゃない。起き上がってもフラフラしてる。日本のように自分のペースでゆっくり飲ませてくれないのです。彼らは自分ひとりでは飲まない。必ず誰かと干杯!とやって飲む。私は一応客扱いなので、当然、干杯!は私に集中する。敵は大人数だ。体がもつわけが無い。歌わなければならないし、踊らされることもある。酒の種類もビール、紹興酒、白酒、地域によってはワイン。ウイスキー。それをクリアーしての朝ですから半分病人の状態です。今思い出してもキツかったなあと思うのは、アモイです。HOTELから工場までは歩いて行ってました。工場の近くにマンダリンHOTELというのがあり、工場に予約してもらうとディスカウントがある。工場側としても迎えの手配が不要なので便利なのだと思う。問題は暑さです。わずかな距離ではあるが歩かなければならない。焼けそうな暑さ、燃えてしまいそうな暑さなのです。途中で倒れてしまうのではないか。。と心配しながら工場へ行ったのを思い出す。工場に着いたら日は当たらないが、階段です。途中で休みながらなんとか事務所へ。今度は極寒です。クーラーの利かせ方がハンパじゃない。焼け死ぬよりマシ。タイトルの「アジアは狭い」の話になってないが、まず中国の朝のキツさを伝えるため書かせて頂きました。平湖もひどかった。ここで何人もの人がつぶされてる話を聞いている。夜をクリアーして、朝なんとか這い上がった私はhotelの1階の喫茶店で発注する。「一杯冰咖啡。冰的!」この時「○○さん!」と私を呼ぶ声がする。中国語で考えるくらい中国語圏にはまっている私は驚きました。普通の日本語が聞こえるのですから。見ると、その時商売は無かったですが、以前の客先です。技術担当者と現地スタッフおよび女性課長の三人組。なんで課長まで来てるの?しばらく話していて解りました。女性課長は中国語を話してました。中国の都会から外れたこんな田舎のHOTELで知り合いにあうのか。。アジアは意外と狭い。というか業界が狭いのか。。狭いというと、どこだったか忘れましたが深圳エリアのある店で私とお客さん二人で飲んでました。隣で飲んでいた日本人と少し会話を交わしました。名刺ももらったな。。私とお客さんは次の日、台湾台北に移動し林森大学で飲んでました。そのとき「✕✕さん。」と私のお客さんの名前を呼ぶ声が。昨晩、深圳で会話したその人です。林森大学も店は少なくないです。しかも隣の席です。こんな偶然ってあるのか?? 他にも日本の展示会でAさんと会って、上海のAIR PORT HOTELのシャトルバス乗り場でAさんから声をかけられ、青島の某工場の商談室に居るのを私が廊下から見つけAさんに挨拶したということもありました。アジアは狭い。イヤ、結局、業界が狭いという事なのだろう。
学習記書きます。仕事で台湾と電話してると、他出差了。と言われる。出張したのだなと納得してました。仕事だとこのフレーズは良く耳にする。去出差了。のフレーズも耳にする。違和感を感じました。出差了。だけで良いじゃないの?なんで 去が要るの?日本語でも「出張する。」もあれば「出張に行く。」もある。まあ、言い方の違いだけだな。と思いましたが、日本語の「出張に行く。」の場合、出張は名詞です。ならば去出差の出差は名詞か?辞書で調べると出差には動詞以外の品詞はない。動詞+動詞という事か?英語しか外国語を知らない私はどうしても英語的に考えていた。動詞+動詞と言うのが英語ではありえない。動詞は一つでないと違和感を感じる。このあたりが私の世間の狭さです。英語の常識は中国語の非常識。調べて分かったのは 去出差了。は連動文であるという事。つまり中国語では動詞がふたつ並んでも当たり前という事。前が目的だとか、後が目的だとかいろいろ書いてある。道具を用いて云々とかいろんな例が書いてある。読み流す程度で良いです。いちいち覚えようとする必要ないです。私の場合これを連述文と呼んでいる。連動文、兼語文、結果補語、可能補語、方向補語、様態補語、程度補語も私から言わすと乱暴ですが、全部連述文。連述文の特徴は、どちらかの述語が主眼でもう一方の述語は修飾。とだけ意識してる。ここまで理解できれば、例えば台湾から電話がかかってきて、佐藤さんに繋いでくれと言われたとすると。「不在。他去东京出差了。」と答えられるわけです。
今日はこの辺りで。。
そういえば、出差去了。というのもあるなあ。。。
コメント