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学習記:あらためて、THE 状態補語。

 どうもスッキリしない。今日、懲りないでTHE状態補語を書きます。ブログ記事にしたくなるようなフレーズを探して1週間以上経過してしまいました。書きかけるのだが気分が乗らない。今、私が書きたい記事じゃないんです。原因は、ずっと引っかかってる状態補語です。いくつかある補語の中で、状態補語が一番難しいと感じるのは私だけか。。?いろんな記事を読みましたが、どうも腑に落ちない。
 今日、思いきり、自分勝手に状態補語を考えてみることにしました。
 整理出来てないので、補語について私が確信している点、推測している点、疑問に思った点、ランダムに羅列します。
1.補語というのは、結果補語・方向補語・可能補語・状態補語・程度補語・数量補語と有りますが、全部大きな意味で結果であるとある記事には書いて有りました。結果で有るという事は、文章の主眼であるという事です。大きな意味と言うのがどういう意味なのか書いてないのですが、私考えるに、時間的に後だという事だけではなかろうか?先に発生した動作(述語)のあとに位置する補語と一般に呼ばれてる述語は、時間的に後だという事です。この時間的に後だということの表現方法が、「 大きな意味で結果である。」 という表現なのではなかろうか。。?
2.引っかかってる点ですが、以前ブログに書いた
このパンは作りやすい。×这种面包做得很容易。
の状態補語表現は出来ない。という部分です。出来ない理由としてある記事に書かれてたのは、「結果が無いから。」という理由でした。難解です。私は「結果が無い。」=” 做得”が発生してない。と考えました。発生してないから結果が無いという事です。「このパンを作ったが、作り易かった。」なら状態補語表現できるのでは無かろうか。。?
3. ×这种面包做得很容易。○这种面包很容易做。 この連用修飾スタイルの文と状態補語スタイルの文の差は何なのか。。? 做 が発生してるか、発生してないかの差ではなかろうか??
4.気になる記事です。「得」は,主観化マーカーである。とありました。=客観的で無い。と言う事です。「動作主の気持ちや感情の状態を表す時、状態補語は使えない。」というルールと真逆に衝突してないか???
5.補語は、補語の役割など一切してないので、私は、いや私だけが、補語じゃなくて連述文(述語が重なった文)だと主張している。*連動文の考えを元に私だけ勝手に命名しました。動詞が重なったら連動文だが、形容詞+動詞は述語が重なった連述文だという私の考えです。

 以上のランダムな事項を元に、私がやってみようと思ったのは、「補語とは 発生して、その後それが主観的にどうなのか?を表現してるのでは?」という事です。この定義をいろんな状態補語表現で当てはまるか否か?検証してみれば良いわけです。悩んだのは、前の動作が発生してるのか?していないのか?「このパンは作りやすい。」の例です。考え出した結論は、状態補語表現が出来ないという前動作が発生してないというパターンは、多分少ないので、とりあえず、全部前動作は発生したと考える事にしました。私の中国語レベルはそこまで達してない。
「発生したと仮定して&それが主観的にどうなのか?」これを表現しているか否か?をCHECKします。

 試しに一つやってみます。
・今天玩儿得真开心!  Jīntiān wánr de zhēn kāixīn !  今日は本当に楽しかったです!
「発生したと仮定して」→今天玩儿得  &  「それが主観的にどうなのか?」→真开心!
 なんかイケてる感じがする。
 *状態補語の一般的説明にある、「~するのが~です。」で考えてみます。「今日、遊ぶのが本当に楽しいです。」う~ん。。微妙。
 もうひとつやってみます。
・裙子越短越显得腿漂亮。 Qúnzi yuè duǎn yuè xiǎnde tuǐ piàoliang . スカートが短ければ短いほど足がきれいに見えます。
*まず、「~するのが~です。」方式で考えてみます。
「スカートが短ければ短いほど見えるのが、足がきれいです。」 う~ん。。ちょっと無理がある。
続いて「発生したと仮定して&それが主観的にどうなのか?」方式で試してみます。
「発生したと仮定して」→裙子越短越显得  &  「それが主観的にどうなのか?」→ 腿漂亮。
 こっちの方がまともです。スジが通る。
 もうひとつやります。
・难怪你汉语说得这么流利。  Nánguài nǐ Hànyǔ shuōde zhème liúlì .  どうりで君は中国語を話すのがこんなに流ちょうなわけだ。
「発生したと仮定して」→ 难怪你汉语说得  &  「それが主観的にどうなのか?」→ 这么流利。
 なんか、妙に納得してる私なのですが。。この納得は本物だろうか。。。とりあえず成り立ってる。
 後は数打つしか無いです。次いきます。
・静得连一根针掉在地上都听得见。 Jìngde lián yì gēn zhēn diào zài dìshang dōu tīngdejiàn . 静かで針1本床に落としても聞こえるくらいだ。
「発生したと仮定して」→ 静得  &  「それが主観的にどうなのか?」→ 连一根针掉在地上都听得见。(可能補語が入っているが、述語であるという事に変わりは有りません。単なる述語と考えるべきです。)*念の為言っておきます。状態補語は、連述文なんです。述語が重なってなんの不思議も有りません。述語が重なってるのが連述文なんです。

 う~ん。いけてる気がするなあ。。。

 続けていきます。もういちいち仮定せず、「発生した」と決めつけます。
・照片拍得真漂亮。 Zhàopiàn pāide zhēn piàoliang . 写真は本当にきれいにとれています。
  「発生した」→ 照片拍得   &  「それが主観的にどうなのか?」→ 真漂亮。
 もう一丁
・你走得太快了。 Nǐ zǒu de tài kuài le ! あなたは歩くのが早すぎます!
 このあたりは、 「~するのが~です。」方式 で充分納得出来るんです。「歩くのが早すぎる。」そのまんまです。発生しただのしてないだの、主観的にどう、とか無しで充分解るのです。ナゼだか解らないですが。。

 時制の変化なしでしゃべるとは、こんなにも大変な事なんですね。一度、日本語を時制変化無し、「てにをは」無しでしゃべってみたらイイです。そんな事が可能なのだろうか?「中国語は簡単だ。時制の変化が無いから。」いったい誰が言ってるの?

 自分勝手な事ばかり書きましたが、気分は良い。
今日終わります。



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