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学習記:我请你去。

我请你去。
wǒ qǐng nǐ qù 。
今日、コレです。 そのまんま入ってきますよネ?
何の問題もないのでわざわざブログにあげるフレーズじゃないんですが、コレ兼語文です。 
私の教科書に書いてあった日本語訳を書いておきます。
→私は、あなたにお願いして行っていただきます。(私はあなたが行くようにお願いする。)
 この日本語訳をみると、「行っていただきます。」が主眼のように思えるが、( )内の訳をみると、「お願いする。」が主眼とも取れる。みなさんは、どっちが主眼と思いますか?
 兼語文(連動文)の場合、『前後どちらかが主眼で、他がカザリ。』というのが私の過去ずっと書いてきた主張です。私の考えを言います。「行っていただきます。」が主眼です。( )内の訳は、意訳ですね。文章の構造を説明しようとする訳では、無いです。日本語的には少々ヘンだが、「私は、あなたにお願いして行っていただきます。」の方が、学習者は理解できる。

 今日、この短いフレーズについて、私が考えた事を書きます。考えをまとめ切れないので、箇条書き方式でいきます。

1.このフレーズの構造分析。
結論を先に書くと、コレ同じ連動文の「我坐飞机去。」と同じ構造です。連述文の前がカザリで、後が主眼。私も初学者の身ですが、ココ、多分、間違いないです。
いつもの表で表しますと、こうです。

请你去。
話題説明
述部カザリ述語主眼

①は通常、主語、述語の分析なのですが、この表現止めました。話題と説明です。このほうが表現方法として真実を突いてます。

2.「请你」が主眼で、「去」が付け足し的な、目的語的な(目的語では有りません。連動文なので。)カザリではないのか。。。?
 私も当初、絶対的に「请你」が主眼だと考えてました。根拠は?一番言いたい事だと思いました。「请你」のほうが、強そうな気がしたという、感覚的判断だけです。初学者がこのように判断するのは普通で、一般的だと思う。

3.ナゼ、「去」が主眼なのか?
・この件は、なかなか思いつかないと思います。私も上記2.の考えで固まってましたので。。
・基本的に、連動文というのは時間順に並べられるそうなんです。継起性というヤツです。時間順と言う表現もあれば、動作の発生順という表現もある。更に論理的順番という表現も有りました。要は、ケツが結果であり結論であり一番話者が言いたい事であり、主眼であるということです。ケツが主眼であるなら、「请你」が主眼と考えるのは矛盾してます。「去」が主眼だと考えなければならない。
・実践ではこれで通じます。去!行け!命令ですね。主眼(核心)を言ってるから通じるんです。カザリの「请你」だけじゃ、私の経験上、多分相手は何が言いたいのか解らずイライラして、怒り出すと思います。「请你」というのは、日本語の「スイマセン」、とか、「どうぞ」とかのカザリ言葉に過ぎないのです。

4.「去」が主眼と考えた場合、どのような日本語訳になるのだろうか?
「頼む。行け!」くらいかなあ。。。もちろん、こんな失礼な言い方じゃないです。意訳すると「すいませんが、行ってもらえますか?」くらいかなあ。。。

5.「去」は目的語じゃないの?
・この解釈は、実にうまくハマります。「我请你」します。「去。」を。こう考えてもいい位ハマります。イヤ、こう考えるのも問題ないと思います。ただ、「我请你」は既に目的語をとってます。じゃあ、二重目的語?そうかも知れませんが、基本的に、兼語文(連動文)なので、目的語では無いです。

6.補語の構造と似てないか?

・似てます。言う必要のない付け足しの前動作をイチイチ付け足す結果補語の「吃饱。」と前がカザリだという点で、構造的に同じです。
・当たり前です。結果補語は連動文です。似てるというか、同じです。

アルコールが廻ってグルグル状態になりましたので、今日終わります。

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